包茎の治し方
包茎の治し方
包茎には仮性包茎、真性包茎、カントン包茎と種類があり、それぞれで治療の必要性が異なります。
まずは、自分がどの包茎を理解したあと、適切な方法で治療しましょう。

包茎の治療が求められるのは真性包茎とカントン包茎

3つの包茎のなかで治療が求められるのは、真性包茎とカントン包茎です。
どちらも包皮を剥くことが困難で亀頭が露出しません。そのため、亀頭を清潔な状態で保てず、細菌や恥垢が溜まってしまい、悪臭や性器カンジダ症の発症リスクを高めてしまいます。

どちらの包茎も健康保険が適用されるため、泌尿器科で手術を受けられます。

・仮性包茎の治療は意見が分かれる
治療が求められる真性包茎とカントン包茎に対して、仮性包茎を治療の対象とするかは意見がわかれています。
仮性包茎は、手で包皮を剥けますが常に剥けているわけではなく、亀頭が常時露出しているわけではありません。そのため、包皮のなかは高温多湿な状況でウィルスやバクテリアが繁殖する可能性があります。

一方、仮性包茎は病気ではないため、積極的な治療をせず、定期的に皮を剥いて亀頭を綺麗にすることで問題ないという考えもあります。

このような背景もあってか、病院では仮性包茎の手術は行っておらず、専門クリニックで手術を受けることになります。

包茎手術の方法
包茎手術は大きく、以下の8種類があります。
*環状切開法
*亀頭下環状切開法
*亀頭直下切開法
*糸と針を用いた切らない包茎手術
*ヒアルロン酸を注入する切らない包茎手術
*クランプ法
*バックカット法
*背面切開法
すべてのクリニックでこの8つの手術法を導入しているわけではないので、注意しましょう。

・最もスタンダードな環状切開法
環状切開法は医学書にも掲載されているスタンダードな包茎手術方法として知られています。包茎の原因である、包皮の狭い箇所をメスで切るため、しっかりと包茎を改善可能です。

ただ、それまでの皮の色と、メスで切り取って出てきた真皮とで濃淡が異なるため、ツートンカラーが目立ってしまいます。

・亀頭直下環状切開法はツートンカラーになりにくい
環状切開法を改良した方法が亀頭直下環状切開法です。この方法は、環状切開法のデメリットであるツートンカラーの発生を抑えるため、術後の見た目が気になる人におすすめです。

・切らない包茎手術はリスクが潜んでいる
包茎手術を検討している人のなかには、体にメスを入れることに対して躊躇している人もいます。そのため、切らない包茎手術を選択する可能性がありますが、切らない包茎手術にはリスクが潜んでいます。

たとえば、ヒアルロン酸によって亀頭を大きくして亀頭を皮から露出させるヒアルロン酸注入方法の場合、異物(ヒアルロン酸)が血管のなかに入り込んでしまうと、塞栓といって血液の流れを止めてしまう恐れがあります。そして、最悪の場合、皮膚が壊死してしまう危険があります。

また、糸と針を用いた包茎手術の場合、性行為を行なうことで、摩擦によって糸が取れてしまうことがあります。また、余った包皮を根元に集中させるため、皮がダブついてしまいます。

自分で包茎を直すという方法もある

包茎を改善する方法は手術だけではありません。
包茎矯正器具の活用やむきむき体操を行なうといったように、自宅でできる包茎改善方法もあります。

この2つの包茎改善方法以外にも、輪ゴムを使った包茎改善などがインターネットで紹介されていますが、リスクが高いため避けるようにしましょう。

・包茎矯正器具を使う
包茎を自宅で改善する方法として、包茎矯正器具の活用が挙げられます。
包茎矯正器具はリング状のものが一般的で、終日着けておくことで、包皮に剥きグセをつけていきます。ただし、ほとんどの包茎矯正器具は真性包茎、カントン包茎に非対応なため、いずれかの包茎の場合はおすすめできません。

・むきむき体操のように剥きグセをつけていく
包茎を自宅で改善する方法として提唱されているのが、「むきむき体操」です。
この体操は一般的には乳幼児の時期から行なわれますが、何歳からでも始められます。

体操は以下のようなステップを毎日続けます。
*1. 包皮を下げていく
*2. 亀頭が皮から少し出たら戻す
この繰り返しを1日20回ほど行なうことで、徐々に剥きグセがついていき、最終的には包茎を改善できます。体操の効果をより高めるのであれば、入浴時やシャワー中といった皮が柔らかくなっているときに行いましょう。

ただし、真性包茎の場合、無理に皮を引っ張ろうとすると痛みや出血の恐れがあるので注意が必要です。また、カントン包茎の場合も、無理に引っ張ってしまうと、戻らなくなった包皮が亀頭を締め付けてしまうので気をつけてください。

包茎は種類にあった方法で治していく

包茎には複数の種類があるため、それぞれに適した方法で治していくことが大切です。たとえば仮性包茎であれば、自宅でも改善できますが、真性包茎、カントン包茎は専門的な手術が必要です。そして、数ある包茎手術にはリスクがあることも理解しておきましょう。
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