子どもの包茎について親が知っておくべき6つの基礎知識
男性特有の問題である包茎。この問題は、子どもの時から親が意識しておく必要があります。今回は、子どもの包茎について、親が知っておくべき6つの基礎知識を紹介します。

1.治療が望ましいのは真性包茎とカントン包茎

包茎には、
*仮性包茎
*真性包茎
*カントン包茎
という3つがあります。このうち皮がめくれて、亀頭が露出できる仮性包茎は日本人に多くみられ、治療が必要なほどではありません。ですが、皮を剥いても亀頭が露出しない真性包茎、皮を剥くと元に戻らなくなり、亀頭が締め付けられてしまうカントン包茎の場合、治療が必要なケースもあります。

2.赤ちゃんは真性包茎の状態で生まれてくる


赤ちゃんは皮が向けていない状態である真性包茎で生まれてきます。生まれた段階では、皮と亀頭表面はくっついているため、赤ちゃんが真性包茎だとしても問題はありません。

もし亀頭部分が皮で覆われていない場合は、尿道下裂に代表される異常を疑いましょう。

・真性包茎は年齢とともに低下していく
真性包茎の割合は年齢とともに低下していきます。日本小児外科学会の発表によると、その割合は以下のとおりです。[注1]
*新生児 ほぼ100%
*乳児 約80%
*1〜5歳 約60%
*小学生 約30%

思春期以降は、割合がさらに低くなります。

[注1] 包茎 — 日本小児外科学会
http://www.jsps.gr.jp/general/disease/gu/df4ubw

3.子どもの包茎は病気の原因となることもある

大人の包茎と比べると、子どもの包茎は病気の原因となることもあります。
特に乳幼児であれば、オムツの中に便がついてしまい、その細菌が皮の裏側にたまってしまうこともあります。
このとき、子どもの体力が落ちていたら、細菌がぼうこうを経由して腎臓に入ってしまい、尿路感染症になってしまうことがあります。

尿路感染すると、ぼうこう炎や腎盂炎に繋がってしまいます。

また、亀頭が露出しづらい幼児の段階では、皮が炎症を起こす包皮炎などが発生しやすくなります。

・家庭でのケアが大切
尿路感染症や包皮炎を引き起こさないためには、家庭でのケアが大切です。例えば、便で汚れている場合は軽く洗い流したり、皮を石鹸で丁寧に洗うようにしましょう。
このとき無理に洗ってしまうと、皮を傷つけたり、かぶれの原因となってしまうので注意してください。

4.包茎をそのままにしておくと身体だけでなくメンタルにも影響がある

包茎は尿路感染症や包皮炎といった身体への影響だけでなく、コンプレックスの原因となってしまうこともあります。
日本性学会の発表によると、日本人の男性が、大人の男性器としてイメージするのは、「包皮が完全にむけた状態」と答えた人が、6割以上となっています。このように、日本人男性のなかには、「大人の男性器=包茎ではない」というイメージが共有されています。[注2]

[注2] 日本性教育協会「現代性教育研究ジャーナル」
https://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_201703.pdf

そのため、包茎を子どもっぽいと感じて、コンプレックスを抱いてしまうこともあります。

5.包茎手術はリスクが伴う

包茎の治療方法として手術を選ぶこともあります。ですが、包茎手術にはリスクもつきものです。例えば、手術後、包皮の色にグラデーションが出てしまいツートンに見える、傷跡が目立つといったものや、予想以上に高い費用を請求されるということもあります。

また、未成年の場合、親の同意なしでは手術ができません。そのため、子どもから包茎手術の相談を受けることもあるかもしれませんが、必ずリスクについて説明しておきましょう。

6.包茎は家庭でも治せる

クリニックよっては、10歳から包茎手術に対応しているところもあります。ですが、身体が出来上がる前であるため、成人よりも身体に負荷がかかってしまいます。
そこで、子どもの包茎改善方法として、家庭で行える「むきむき体操」が挙げられます。

・「むきむき体操」は生後半年以内からはじめる
「むきむき体操」とは、親が皮を剥いてあげることで、包茎を改善していく方法です。はじめる時期は、生後半年以内が理想。「むきむき体操」によって、亀頭が晒され刺激を受けるため、3歳ごろからはじめると、その刺激に拒否感を示してしまいます。
また、「むきむき体操」は、おむつを替えるタイミングやお風呂のときに、20回ほど行いましょう。最初のうちは赤くなることもありますが、剥き続けて清潔な状態を保てば問題ありません。

ただし、この体操をする際は、皮を剥いた後に必ず戻すようにしましょう。剥いたきりにしておくと、皮の先端にリンパが溜まってしまい、腫れてしまいます。


子どもの包茎はゆっくりと改善していく

子どもは包茎の状態で生まれてきます。そのため、自分の子どもが包茎であっても心配は不要。ですが、綺麗にしていないと病気のリスクがあるので、定期的に洗ってあげたり「むきむき体操」をしたりして、清潔な状態を保ちましょう。

また、自宅でも包茎を矯正できるグッズは、数多く販売されています。特に、世界30ヶ国以上で使用されている「キトー君」は、真性包茎の改善も望める数少ない包茎矯正グッズです。このようなグッズを、使用上の説明に沿ってきちんと使うことで、早い段階から子どもの包茎を改善して、その後の生活にコンプレックスを抱かないようにしてあげられます。
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